信頼できるカレールー

家カレーについては、大別すると三つの派閥があるように思う。

ルーのパッケージ通りに作る派。

ルーを複数混ぜたり色々な物を入れる派。

ノールー、スパイスから作る派。

それぞれに良さがあり、「家カレー」なのだから各ご家庭の好みに合うものが正解だと思う。

 

わたしは、ほぼ、ルーのパッケージ通りに作る。ルーはいつもおなじ。とても信頼できるルーだ。もちろん他のルーを混ぜたりしない。一種類でめちゃくちゃ美味しいのだから、そんなことしたら信頼関係にヒビが入る。

 

このルーのいいところは何しろ、とても美味しい。

そして美味しいだけでなく、驚くべきことに、パッケージの作り方のところに「肉をたくさん入れると美味しくなります」と書いてある。

身も蓋もなくて、とても信用できる!こういう人と友達になりたい。

実際、肉を多めに入れるとおいしい。わたしはルーに従って、ルーの作り方に書いてある量の1.5倍くらい肉を入れる。ルーに従ってルーの量を変える。

 

また、子ども用には牛乳を入れてくださいということも書いてある。子ども味覚のわたしには牛乳を混ぜるのが昔からの定番だったが、信頼できるルーにゴーをもらうと嬉しい。

 

ここまで書いて、あらためて実物を確認すると、「肉を多めに〜」の注釈はなくなっていた。あれ?

まあ、いいや。わたしは君のことが好き。今日も一緒にカレーを作ろう。

 

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