ファジーなアドバイスと週休3日

「なんとなく、こうしたいなーと思ってると、なんかそのうち叶うんだよ」というファジーなアドバイスを、恩師に受けたことがある。

今まで受けたアドバイスの中でも段違いにファジーなのでよく覚えている。アドバイスって言っていいのかも怪しい、なにしろ、何の行動も促されないのだから。

 

でも、それから何年も経つうちに、たまにその通りになったりして、「これか!」と思う。

最近でいうと、週休3日。

 

遡ること数年前、社会人になって間もなく、私は「週5日も仕事してられないな、気分も悪いし、効率も落ちる」「水曜に祝日がある週、めちゃくちゃいいな…」と週休3日への思いを馳せていた。週休3日に関するオリジナルソングを作って風呂場で歌っていた。

その後色々あって、どういう因果か、激務の会社に転職するなどして、すっかりそんなことも忘れていた。そして最近、出産明けに入社した会社で、週休3日にしてもらった。希望したら、承認された。とてもスムーズに。

なんだよ!こんなあっさりできるの?もっと早くやればよかった!という思いとともに、「これ、アレだわ」と思った。あのファジーなやつだわ。

 

週休3日はとにかく凄く良くて、最高なのです。だから全然文句ない。おすすめです。ただ、「これか!」ってなったあと、妙に脱力してしまう。あ、これアレだわ、あのー、なんとなく思ってたやつが、なんかそのうち叶うやつ。先生、ほんとに仰る通りです。その通りなんですけど、もうちょっとなんか言い方なかったですか。