ツーはワンを超えられない。

ワンは荒削りで、改善の余地が沢山あるのに
ツーは大抵、ワンの良いところさえダメにしてしまう。
  
そう考えると
「よくできたツー」はとても貴重だし、
それを作るためのノウハウやマインドセットは、
もっと世に出回るべきだ。
  
手始めに、「すごい長男に引けを取らない次男」を百人集めて
全員のお母さんに話を聞こう。
  
  
すべては、映画界のため…
(今日観た映画が何のツーかはさておき)

長袖、暑くないの?と声をかけた。

「半袖を持っていないんだよ」
と友人は言った。

信じられない!
ここは東京であって北欧ではない。
知らないわけではあるまい。
去年までどうやって生きてきたのだろう?

「去年も同じ話をしたよ」


信じられない。
でもなんかごめんね。

ランチをたべ、レストランを出たところで、

言いようの無い幸福感に包まれた。


やる気がみなぎってくるような。
どうしようもなく前向きな。
体じゅうがそわそわとするような。


ああ春がきたのだなと思った。
それは中らずも遠からず。


実際は、花粉中毒の身体が、
この時期に舞い始める花粉を敏感に感じ取り
程良くほろ酔いになったのだ。


もう半月もすれば、一年で一番ハッピーな毎日が始まる。
(とは言っても去年の記憶はぜんぜん無い)



ーー今週のお題「最近あった良いこと」

母が、てづくりのアクセサリーをネットで売りたいと言ったとき、

私はまだ17かそこらで、世の中のことを何にも知らず、思いやりや思慮に欠けていた。

母が考えたネットショップ名にケチをつけ、
母が設定した価格を高いと言い、
母のアクセサリーとは親和性のないサイトを作った。
集客も何もしなかった。

それしか出来なかったのだ。それが当時の私のベストを尽くした結果だった。
母のアクセサリーはかなりよく出来ていたが、
注文はついに1件も無かった。

最近の、ショップが簡単に作れるサービスや、Etsyやiichiのようなサイトを見るたび、
母にした仕打ちを想い出してもんどり打つ。

今ならもっと上手くできると思うんだ。
もう一度チャンスが欲しい。

もし、今度こそうまく行ったら、
売上金で両親と温泉旅行に行こう。

最良のおとり、それは、何もしないことだ。

何もしていないだなんて、不自然なので、おとりには不向きだと思うかもしれない。

しかし、何もしていないものでも、つい、何か意味があると思ってしまうものだ。突き止めようとしてしまう。でも中々それを特定できない。

何もしないことこそが外敵の注意をひきつけ、本陣を安全に保つ。

私は前任のおとりが死んだからおとりになった。
今日から何もしない。

ーー
働きアリの中には、一定の割合で働かないアリが居ます。これを取り除くとまた一定の割合で……

俺の塩は「熱湯一分」と書いてありますが、

45秒くらいで湯切りしますと
おおむね普通に出来ているんだけど、ところどころポリポリしている
という感じで
おもしろ美味しいです。
 

その後、余熱でふつうになります。
 

今年もよろしくお願いします。